04. 日記

ANNA DIAMONDデザイナー森春菜の日記です。想い、目指す未来、最近の挑戦、考えていることなどを綴っています。

Journal by Haruna Mori

  • #15 ニューヨーク出張の記録
    #15 ニューヨーク出張の記録

    4月の終わりに、ニューヨークに行ってきました。世界でも有数のジュエリーブランド、そしてジュエリーを愛する人々が集まるこの街で、ANNA DIAMONDを見てもらえるきっかけが欲しいと思っての出張です。
  • #14 共通点は、愛 / ブルックリンのアトリエ訪問
    #14 共通点は、愛 / ブルックリンのアトリエ訪問

    この度ANNA DIAMONDは、ニューヨーク在住のアーティスト Yuko Nishikawaさんとともに、世界でひとつのアート作品を制作しました。素材は、アコヤ貝の貝殻と、貝殻から開発されたブランドオリジナル釉薬。ジュエリー制作では真珠が主人公となりますが、今回は真珠をとりおえた貝殻を主人公に迎え、これまでにないアプローチでのものづくりに取り組みました。
  • #13 言葉と花
    #13 言葉と花

    2025年4月、フローリスト Yurika Moriyaさんと、「言葉と花」をテーマに、1日限りの特別なイベント “A Bouquet of Words” を開催させていただきました。花と、20世紀前半に活躍した詩人Paul Éluardの言葉が織りなす、特別な一夜を振り返ります。
  • #12 指輪以外の、愛の証
    #12 指輪以外の、愛の証

    婚約指輪は、特別なもの。その特別さゆえに、「大切すぎてしまっている」という声を多く耳にしてきました。指輪以外の愛の証があってもいいよね、そうした問いから、「証 -愛の流動性-」の制作は始まりました。
  • #11 AM7:00
    #11 AM7:00

    ANNA DIAMONDは、2025年2月14日、ブランド初の直営店「ANNA DIAMOND Gallery」を代官山にオープンいたしました。目指したのは、「AM7:00の光」を感じる空間です。
  • #10 漆喰
    #10 漆喰

    真珠を取り終えた貝殻を漆喰に。壁にそっと顔を近づけてみてください。きらりと光る、小さな貝殻のかけらが見つかるかもしれません。 この漆喰は、調湿・消臭・抗菌性を持ちながら、消えゆくはずだったものの"昇華"の物語を私たちに伝えてくれます。
  • #9 流動
    #9 流動

    ついにお目にかかりました。その日は、少し屈んで真横から、寝転んで真下から、高い椅子によじ登って真上からと、興奮気味に観察しました。
  • #8 静寂
    #8 静寂

    9月末、フランス・パリにて展示会を開催しました。この時期のパリは、ちょうどファッションウィークの真っ只中。華やかな緊張感に包まれた街は、いつもより少しだけ時間が早く流れているように感じられます。
  • #7 物語
    #7 物語

    人生のあらゆる場面で繰り返し開く、大切な一冊の本のように。ジュエリーが内包する物語を、何度でも繰り返し味わっていただけることを願っています。
  • #6 余韻
    #6 余韻

    今年も、綺麗なアコヤ真珠が採れました。あれ、残された貝殻はどうなるのでしょうか?加工されたり、輸出されたり。でも大半は使われる余地なく、産業廃棄物として廃棄され、埋立地をひっ迫しています。そこで私たちは貝殻に新しい価値を与えるべく、貝殻を回収し、模索の旅を続けていました。
  • #5 希望
    #5 希望

    みずみずしく、朗らかに生きていくために、旧習を軽やかに飛び越える人でありたい。そのために大切なことは、偏見や常識をほうって、新しい視点で四方八方から世界を見つめて、これまで見えていなかった美しき側面を見つけ出す姿勢だと、心に留めています。
  • #4 収穫
    #4 収穫

    今年も、愛媛県宇和島市の山下真珠さんにて新しく採れたアコヤ真珠をお迎えしてまいりました。愛媛県宇和島市は、松山空港から車でおよそ1時間、美しい海と山に囲まれた、真珠養殖にふさわしい場所です。