Engagement Ring Guide

婚約指輪の選び方

後悔しない、ふたりのための一本

ANNA DIAMONDでは、婚約指輪をおふたりの「愛の誓い」という抽象的な熱量を、永遠の形へと昇華する機能を担うものと解釈しています。表層的な美しさのみならず、本質的な美しさを追求し素材選びやデザインを行うことで、意志ある美しさをリングに仕立て、「愛の誓い」を永遠の形へ昇華するお手伝いをさせていただいております。

以下に、婚約指輪選びでよくご質問いただく内容をもとにお役立ちガイドをまとめさせていただきました。

大切なのは、おふたりが意思を持って納得して選んだかどうかです。デザイン、素材、ダイヤモンド、予算、どれも「正解」はありません。迷ったら、代官山の直営店でお気軽にご相談ください。

01

婚約指輪とは

婚約指輪(エンゲージリング)は、結婚の約束の証として贈られるリングです。その歴史は古代ローマにまで遡り、「永遠」を象徴する円(リング)に想いを託してきました。左手薬指につける習慣は、古代エジプトで「心臓と直接つながる血管がある」と信じられていたことに由来します。

最近では、婚約指輪を日常的につける方が増えています。特別な日だけでなく、毎日の生活に寄り添うジュエリーとして選ばれるようになりました。だからこそ、デザインも「普段使いできるかどうか」が大切な基準になっています。

ポイント

婚約指輪と結婚指輪は別のものです。婚約指輪はプロポーズの際に贈られるもの、結婚指輪は挙式で交換するペアリングです。最近は婚約指輪を省略するカップルもいますが、「一生に一度の記念」として選ばれる方も多くいらっしゃいます。

02

デザインを選ぶ

婚約指輪のデザインとしてよく選ばれるものをご紹介します。それぞれに個性があり、手の形や好みによって似合うデザインが異なります。「正解」はありません。おふたりの心が動いたものが、おふたりにとっての正解です。

ソリティア

一粒のダイヤモンドが主役の、最もクラシックなデザイン。シンプルだからこそ、石の美しさがダイレクトに伝わります。どんな服装にも合わせやすく、飽きのこないスタイルです。

パヴェ

リングのアーム部分に小さなダイヤモンドを敷き詰めたデザイン。華やかさが増し、センターストーンをより大きく見せる効果もあります。

ヘイロー

センターストーンの周囲を小さなダイヤモンドが囲むデザイン。ヴィンテージ感があり、センターストーンが実際よりも大きく見える効果があります。

サイドストーン

センターストーンの両脇に小さな石を配したデザイン。華やかさとクラシックさのバランスが魅力です。

デザイン特徴おすすめの方普段使い
ソリティア一粒石、シンプル上品さを求める方
パヴェアームに小石華やかさが好きな方
ヘイロー石を囲むヴィンテージ好きの方
サイドストーン両脇に石バランス重視の方
03

素材(地金)を選ぶ

リングの土台となる金属(地金)選びは、見た目の印象だけでなく、耐久性やメンテナンスにも関わる大切なポイントです。ANNA DIAMONDでは、Pt950、Pt900、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、K18ホワイトゴールド、K10をお取り扱いしています。

もちろん、これ以外の素材(シルバー等)が間違いというわけではありません。実はデザイナー夫妻の結婚指輪はシルバーです。「経年変化」を「経年優化」と捉え、年月とともに変わる風合いを楽しむためにあえてシルバーを選びました。素材選びに絶対の正解はないと私たちは考えています。

素材色味耐久性肌へのやさしさ特徴
Pt950シルバーホワイト★★★★★◎ 低リスク変色しにくく、ブライダルの定番
K18 YG温かいゴールド★★★★☆華やかで肌馴染みが良い
K18 PGやわらかいピンク★★★★☆△ 銅含有フェミニンで温かみのある印象
K18 WGクールなホワイト★★★★☆プラチナに似た印象、ロジウム要

素材とダイヤモンドの相性

プラチナ:ダイヤモンドの白く強い輝きと非常に相性が良く、王道の美しさがあります。

K18イエローゴールド:よりカジュアルな印象になり、デニムやTシャツなどの日常着にも合わせやすくなります。

詳しくは貴金属ガイドで各素材の特徴を解説しています。

ポイント

「婚約指輪=プラチナ」という固定観念に縛られる必要はありません。大切なのは、毎日身につけられるクオリティであること。普段愛用しているジュエリーの色味に合わせると、重ね付けの出番も増えます。「プラチナを選んだけれど、手持ちのジュエリーと合わず出番が少なくなった」というお声もありますので、今後のスタイルを想像してお選びいただくのがおすすめです。

04

ダイヤモンドを選ぶ

ダイヤモンドは4つの基準(4C)で品質が評価されます。カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(研磨)。すべてが最高グレードである必要はありません。大切なのは、バランスです。

ANNA DIAMONDの選定基準

私たちは、カラーD〜F(無色)、クラリティVS2以上、カットExcellent〜Very Goodのラボグロウンダイヤモンドのみを採用しています。この基準を設けている理由はダイヤモンドガイドで詳しくお話ししています。

なぜラボグロウンダイヤモンドを採用しているのか

天然ダイヤモンドを否定するつもりはありません。数十億年という途方もない時間が生み出した天然石には、人間には再現できない物語があります。

ラボグロウンダイヤモンドは天然と物理的・化学的・光学的に同一の素材です。環境意識やエシカル消費への関心の高まりから、欧米のブライダル市場でも大きなシェアを占めるようになりました。同じ予算でより大きく美しいダイヤモンドを身につけていただけること、そして地球を掘ることなく生み出せることが、私たちがこの素材を選んだ理由です。

詳しくはダイヤモンドの選び方ガイドでご紹介しています。

ポイント

ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと化学的に同一の物質です。キュービックジルコニアやモアサナイトとは全く異なります。IGI鑑定書付きで、4C基準で同じように評価されます。
なお、現在ANNA DIAMONDでは、より透明度の高い天然ダイヤモンドの採用についても調査・検討を進めております。

05

予算の考え方

「婚約指輪は給料3ヶ月分」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

この「3ヶ月分」の由来

この「3ヶ月分」という目安は、1970年代にデビアス社が日本市場向けに展開したマーケティングキャンペーンが起源です。欧米では「2ヶ月分」、日本では「3ヶ月分」として広まりました。

つまり、これは伝統でも常識でもなく、広告から生まれた基準です。

ANNA DIAMONDはラボグロウンダイヤモンドを採用しているため、天然ダイヤモンドの同等品質と比較して30〜50%の価格帯でお届けできます。「価格が手頃=品質が低い」ではありません。同じ4C基準で評価される、同じ物質です。

大切なのは、おふたりが意思を持って納得して選んだかどうかです。

ポイント

日本の婚約指輪の平均購入価格は20万〜40万円と言われています。ただし、これはあくまで統計上の平均です。おふたりが「これだ」と思えたなら、それが正しい予算です。

06

サプライズ vs 一緒に選ぶ

ANNA DIAMONDでは、どちらのスタイルにも対応できるサポート体制を整えています。

サプライズで贈る場合

ロマンチックで感動的な方法です。ただし、相手の好みやサイズを事前にリサーチする必要があります。友人に協力してもらう、普段のアクセサリーの傾向を観察するなど、準備が鍵です。

もし「サイズがわからない」「好みに自信がない」場合は、プロポーズリングという選択肢もあります。シンプルなリングでプロポーズし、後日おふたりで本番のリングをお選びいただく方法です。

ご購入後1年以内であれば、1回無償でサイズ直し(±1〜2号)が可能ですので、サイズで迷っても安心してご購入いただけます。

一緒に選ぶ場合

確実に好みに合うものをお選びいただけます。「サプライズ感がない」と思われがちですが、実は一緒に選ぶプロセス自体が、おふたりの大切な思い出になります。

代官山の直営店でのご相談はもちろん、オンラインでのデザイナー直接相談も承っております。遠方の方もお気軽にご利用ください。

07

サイズの測り方

リングサイズは、つけ心地を大きく左右する大切なポイントです。きつすぎると日常的につけられず、ゆるすぎると紛失のリスクがあります。

ご自宅で測る方法(紙テープなど)もございますが、±1号のズレが出やすいのが実情です。最も正確なのは、リングゲージを使うか、直営店でのサイジングです。ANNA DIAMONDではリングゲージの無料貸し出しも行っております。

なお、ご購入後1年以内であれば1回無償でサイズ直し(±1〜2号)を承っておりますので、サイズに不安がある場合もご安心ください。

詳しい測り方はリングサイズガイドをご覧ください。

08

結婚指輪との重ね付け

婚約指輪を選ぶとき、意外と見落としがちなのが「結婚指輪との重ね付け」です。

婚約指輪と結婚指輪を同じ指に重ねてつける場合、デザインの相性が大切です。ストレートデザインの婚約指輪は、ほとんどの結婚指輪と合わせやすく、おすすめです。

ANNA DIAMONDのオーダーメイドでは、婚約指輪と結婚指輪をセットでつけられるように、コンマ何ミリの世界から細かい調整をすることが可能です。先に婚約指輪をお選びいただいた場合も、後からぴったり合う結婚指輪をお仕立ていたします。

09

失敗しないための5つのポイント

最後に、婚約指輪選びで後悔しないためのポイントをまとめます。

5つのポイント

① ブランド名だけで選ばない — 同じ品質でも、ブランドの知名度で価格が大きく異なることがあります。大切なのは、品質と想いです。

② 日常使いできるかを考える — 毎日つけたいなら、引っかかりの少ないデザインを選びましょう。

③ アフターケア体制を確認する — サイズ直し、クリーニング、修理対応。購入後のサポートは、長く愛用するために欠かせません。

④ 返品・交換ポリシーを確認する — 万が一のために、購入前に確認しておきましょう。

⑤ パートナーの「好き」を尊重する — 最新トレンドや周りの意見より、パートナーが本当に好きなものを選んでください。

10

よくあるご質問

プラチナは天然の白さを持つ貴金属で、変色しにくいのが特徴です。ホワイトゴールドはゴールドにロジウムコーティングを施したもので、定期的な再コーティングが必要です。価格はホワイトゴールドの方がやや手頃です。
はい、本物のダイヤモンドです。化学的・物理的・光学的に天然ダイヤモンドと完全に同一の物質です。「模造品」であるキュービックジルコニアやモアサナイトとは全く異なります。
既製品は在庫があれば1週間以内にお届けいたします。フルオーダー(ビスポーク)の場合は約3〜6ヶ月の制作期間をいただいております。お急ぎの場合もまずはご相談ください。
はい、ご購入後1年以内であれば1回無償でサイズ直し(±1〜2号)を承っております(±2号程度)。一部のデザイン(フルエタニティなど)はサイズ直しが難しい場合がございますので、事前にご相談ください。
はい、リングの内側にイニシャルや日付などの刻印を無料で入れられます。文字数には制限がありますので、詳しくはお問い合わせください。
婚約指輪に正解はありません。
おふたりが選んだものが、おふたりの正解です。
ANNA DIAMOND