About Lab-Grown Diamonds
ラボグロウンダイヤモンド
ANNA DIAMONDは、ジュエリーが内包する物語を届けるブランドです。私たちは「纏うことは、物語を選ぶこと。その物語の積み重ねが、人生の輪郭を成していく」と考えています。
目に映る美しさだけでなく、その過程や未来にも光が当たるこれからの時代に、「人生を共にしたいブランド」であることを目指し、素材の探求から制作に至るまで、未来への希望と新しい視点を大切に、ものづくりを行なっています。
その視点の延長線上に、ラボグロウンダイヤモンドという選択があります。

ラボグロウンダイヤモンドとは?
ラボグロウンダイヤモンドは、地中で天然ダイヤモンドが生まれる環境を、研究所で再現して育てたダイヤモンドです。
高温・高圧の条件のもと、炭素がゆっくりと結晶化していくそのプロセスは、天然とほぼ同じ。輝きも、構造も、硬度も、天然ダイヤモンドと変わりません。
ANNA DIAMONDでは、自然の仕組みに敬意を払いながら、より環境にも人にもやさしい素材として、このダイヤモンドを選んでいます。

“掘る時代”は終わった?
地下数百メートル、数十億年かけて生まれる天然ダイヤモンド。そのロマンは、たしかに美しい。
けれど、地球をこれ以上掘らなくても、同じ輝きが手に入るとしたら?
私たちが扱うラボグロウンダイヤモンドは、ただの代替品ではありません。テクノロジーと思いやりから生まれた、もうひとつの“本物”。
選ぶという行為に、未来への意思が宿る時代です。

選ぶ理由1 : 倫理的な輝き
天然ダイヤモンドには、長い歴史と多くの美しさが宿っています。けれど、その背景には、今なお解決されていない課題もあります。
一方、ラボグロウンダイヤモンドは、紛争や低賃金の労働、児童労働、環境破壊といった問題に関与していない、よりクリーンな選択肢です。
だから私たちは、ラボグロウンを選びます。ジュエリーの背景まで、自分で選びたいと思うから。

選ぶ理由2 : 夢のような透明度
ラボグロウンダイヤモンドの多くは、タイプ2aと呼ばれる希少なグレードに分類されます。これは、天然では2%未満しか存在しない、非常に透明度の高いダイヤモンド。
はじめて手にしたとき、その澄んだ輝きに、私たち自身も驚きました。
「ただ、美しいから」。 そんな素直な想いも、ひとつの原動力になると信じています。

選ぶ理由3:大胆な選択肢
ジュエリーは、もっと自由であっていい。
ラボグロウンダイヤモンドのおかげで、ダイヤモンドは、少しだけ、手の届きやすい存在になりました。
価格に縛られず、誰かの評価よりも、自分の「好き」を選べること。その選択の積み重ねが、自分だけの人生の輪郭になっていく。それは、今を生きる私たちにとっての、ささやかで、確かな贅沢です。
それぞれのダイヤの生成方法
ラボグロウンダイヤモンドの研究は、1956年、アメリカのGE社による生成成功から始まりました。当初は工業用が中心でしたが、技術の進化とともに、宝飾クオリティの生成が可能に。
現在では、無色透明で非常に高品質なダイヤモンドも安定的に生成され、ジュエリー素材としての地位を確立しています。

天然ダイヤモンドができるまで
天然ダイヤモンドは、地表から約160km下のマントルで、高温・高圧のもと、炭素が結晶化して生まれた石です。何億年も地中で眠ったのち、火山活動によって一気に地表へ。その速さのおかげで、溶けることなく、美しいまま届いたと言われています。
ダイヤモンドの採掘方法は主に3つあります。
露天掘り(ピット):
大型機械を使い巨大な穴を掘り出して採掘する方法。
沖積採掘:
川底や土手に堆積したダイヤモンドを回収する方法。
海底採掘:
海底の堆積物を吸い上げてダイヤモンドを探す方法。
しかし、これらの採掘方法はいずれも環境に悪影響を与える可能性があります。また、採掘ダイヤモンドの中には「紛争ダイヤモンド(血のダイヤモンド)」と呼ばれるものが含まれることがあります。
これらは、戦争地域で紛争の資金源として使われるダイヤモンドを指します。国際的な「キンバリープロセス」によってその数は減少しましたが、採掘されたダイヤモンドが完全に紛争や環境問題に無関係であると保証するのは難しいのが現実です。

ラボグロウンダイヤモンドができるまで
ラボグロウンダイヤモンドは、高圧高温法(HPHT)または化学蒸着法(CVD)のいずれかの方法で成長させることができます。どちらの方法でも、「ダイヤモンドシード」と呼ばれる、髪の毛ほどの薄さの単結晶ダイヤモンドから始まり、数週間かけてダイヤモンドが育まれます。
高圧高温法(HPHT):
地球のマントルを模した環境を再現する方法です。このプロセスでは、華氏5000度(摂氏約2760度)の高温と非常に高い圧力が加えられ、金属触媒を使って純粋な炭素がダイヤモンドシードの上に結晶化します。興味深いことに、HPHT技術は天然ダイヤモンドの鮮やかさを高めるためにも利用されています。
化学蒸着法(CVD):
まるで3Dプリントのようにガスを使ってダイヤモンドを成長させる方法です。水素とメタンガスを高温でプラズマ化し、その中で炭素片をダイヤモンドシードに少しずつ積み重ね、結晶化させていきます。
完成したダイヤモンドは、熟練の技術者とハイテクレーザーによって丁寧にカット・研磨されます。その結果、物理的、化学的、そして視覚的にも天然ダイヤモンドとまったく同じ特性を持つダイヤモンドが生まれるのです。
世界ではどう受け止められている?
🇺🇸 アメリカ(20代男性)
🇺🇸 アメリカ(20代男性)
婚約指輪にラボ?至って自然な選択です。同じ予算のなかで、より綺麗で、大きくて、地球想いの指輪を手に入れられる、こんな良いことはありません。
🇫🇷 フランス(20代女性)
🇫🇷 フランス(20代女性)
名前は知ってたし、最近よく聞くようになった。エンゲージメントリングを選ぶとしたら、迷わず選ぶと思う。ストーリーがあるものに惹かれるから。
🇯🇵日本(30代女性)
🇯🇵日本(30代女性)
天然ダイヤモンドも好きだけど、透明感を楽しみたい時はラボグロウンダイヤモンドを選ぶようにしています。天然ダイヤモンドでは手の届かなかったイエローダイヤモンドなども気軽に楽しむことができて、ジュエリーの楽しみ方が広がりました。